下石で講演
アマノショウテン 天野です。
岐阜県の土岐市下石(おろし)町へ行きました。
下石は美濃地方のやきもの産地群のひとつで
たくさん窯元が集まった地域です。
美濃では窯元、メーカーさんのことを窯焼きと呼びます。
下石工業組合、つまり窯焼きさんの組合のお招きで
Webでやきものを売るということについて講演をしてきました。
窯焼きさんのWebサイトで販売までを考える、ということは
直販するということです。
ユーザーさんにとってはよいことのように思えますが、
いろいろな問題もあります。
まず、既存の流通との軋轢、つまり商社や小売店との関係性。
窯焼きさんの収入の基盤を壊してまでやれるのか?ということです。
次に、サイトを作り運営する手間とコストが
本来の仕事である生産に悪影響を与えないかということ。
Webサイトの構築、運営は思ったよりコスト(時間も含む)がかかります。
そして、窯焼き1社でのアイテムの数、種類の幅が
どうしても少なくなってしまうということも問題です。
いろいろと障害はあるし、Webで販売するということは
正直甘くはないと思いますが、
僕はこれからは窯焼きさんももっと発信していくべきだと思っています。
参加していただいた窯焼きさんも興味を持って聞いていただけたようです。
今回はさわりの部分しか話せなかったのですが、
今後、もっと具体的に、実際にサイトを作り発信していくところまで
かかわっていきたいと思っています。
問屋である僕の立場からするとどうかと思うような意見ですが。
同業者から怒られそうです(^_^;
物流も情報発信も、問屋の仕事はまだまだぜんぜん不足しています。
Web2.0時代では、流通上も、情報上でも、
問屋はもっとするべきことがたくさんあると考えています。
この構想が進めば、ユーザーさんも、小売さんも
もっともっとたくさんの情報や商品が届き、皆が恩恵を受けられるようになります。